結論
ある程度の人数をふるいにかける試験であることを自覚する。
その上で過去問を分析し、基本となる問題との差異をピックアップする。
過去問を解いて何を学ぶか
資格学校の課題や市販テキストの課題を解いていく中で、
「過去問が基本だからとりあえず過去5年分を解くといい」
と言われたりすると思います。
それは間違っていません、何故なら試験元が実際に過去に出した問題だからそれを分析すればどう対処すればよかったのかが分かるからです。
試験元HPに過去問と標準回答例1.2、採点のポイントがあるのでそれを参考にすることができます。
ここで問題になるのはその過去問をどう分析するか。
一回通しで解いてみる?⇨いやいや学校の課題だけでも大変なのにそんな時間ないわー
じゃあ問題と解答を見比べる?⇨それって問題解いてないから何も身につかないんじゃ・・・?
勉強の時間が確保できる方、余裕のある方は一回通しで解くのがいいかと思いますが
実際製図の学習を開始するとまとまった時間を確保しないと課題が終わらないと思います。
なので、結論にも書いた基本となる問題との差異をピックアップする。
試験元の思惑を過去問から読み取ることが合格への近道だと私は思っています。
試験元の思惑って何?
じゃあ試験元の思惑って何なんそれ・・・と思いますよね。
設計製図試験の合格率を見ると一級建築士で35~40%、二級建築士で47~55%くらいです。
そして出来の良い上の方から拾い上げていく相対試験です。
採点方法は減点法と言われています。
とするとみんなが出来る問題だと解答の出来はいいのに不合格になるというちょっとおかしなことが起きるわけです、それはまずい。
となると判断が分かれるニュアンスの表現をしたり、読み間違えや変な文言で焦らせたりして冷静さを欠くように仕向けていくわけです。
設計製図試験の受験生の大半は資格学校の受講生ですから、資格学校の手順で問題を解いていくと引っかかるように作り込んでいます。
試験元は例年の合格率から大きく外れず、なおかつ合理的に不合格にするように問題を作ります。
何となく分かりますか?試験元の思惑。
そしてその思惑により作られた過去の問題を分析、基本との差異をピックアップすることでどういうふるいのかけ方を過去にしたのかが見えてきます。
そして試験元の標準解答例からその差異をどう解決すれば減点されなかったのか。
ここをまとめることで逆に自分の武器にすることも出来ます。
受験生の属性と設計製図試験の合格率
建築士試験の受験資格が緩和されたことで受験生が若年化していますが、一級・二級ともに一次の学科試験と二次の設計製図試験を突破することで合格することとなります。
学科試験は一次なので分母としてはピンキリですが設計製図試験は二次なので分母は学科試験を突破した方+前回・前々回設計製図試験を受験した方です。
なので合格率に惑わされないでください。
ゆーて合格率35%ないし50%だし、2.3人に一人は合格するだから自分は大丈夫でしょー
って最初はなるんですがよく考えると学科試験突破してる以上誰もが本気で受験しにきます。
記念受験とかとりあえず様子見で来ました、みたいな人はいないわけです。
大半は資格学校受講生ですし独学であればそこでもアドバンテージがあります。
学科は4択のうちどれかが正解ですが製図はこれが正解とかはないです。
それがドツボにハマる原因でもあります。(エスキス終わらんとかなぜ出来ないのかが分からないとか)
それを自身の経験から少しでも取り除ける手伝いになれば、とここに書いています。
徐々にですが更新していきますのでお付き合いください。
それでは。
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