はじめに
どうも、ユーリです。
ここでは今までの資格取得にも使用した勉強法をまとめていきます。
というより現在「建築設備士」の資格取得に向け勉強をするために、一級建築士の試験勉強の際にどういう勉強法等を行なってきたかを自分用にメモしようと思い立ちました。
一応科学的根拠がある方法ですが最初は自分も半信半疑でした。
結果として一級建築士に合格したわけですから何らかの効果はあったものと思われます。
この情報が広がることで誰かの勉強の一助になればそれはそれで社会貢献だろうと思いブログに執筆します。
ただ、あくまで自分用のメモとしてなので少しわかりにくかったり、見にくかったりするかもしれませんが需要があるようなら清書したりしようかなと思います。
2023/11/18追記
ご無沙汰しています、令和5年度の建築設備士試験の結果ですが学科・設計製図ともストレートで合格することができました。
学科試験はこの下に記載してある勉強法を自分ができるものを採用して無事乗り切ることができました。
設計製図試験は講師・仕事・勉強のトリプルワークみたいになってしまってなかなか苦戦しましたがなんとか突破することができました。
採用した勉強法は下記してある結論に書いてあることです。
合う合わないはあると思いますが、結果から見ると私には効果があったようです。
合格証書が来たのですが、何も考えず会社に出してしまったので免許登録してカードが来たらここに証拠として乗せようと思います。
結論
- ロディオラやブルーベリー(冷凍)を摂取し基礎認知機能を上げておく
- 脳が疲れていない早朝に勉強をする(電話も鳴らない、子どもの邪魔も入らない最高の時間)
- 勉強する内容は寝る前に暗記したことの復習と過去問演習など
- 無音もしくはノイズキャンセルを使用、スマホに気を取られない工夫
- 25分勉強、5分休憩(無音・目を閉じる)を1セットで行う(ポモドーロ)
- 寝る前に単純な暗記モノを見て寝る(2に続く)
- あとは下記したものから自分が無理なくできそうなものを実践する
勉強法
勉強後5分〜10分寝ると定着度が上がる
- 目を閉じて横になるだけでも良い、重要なのは情報を脳へ一時的に送らないこと。
- 視覚情報をシャットアウト、雑音も極力ない方が良い
- ノイズキャンセル(耳栓も可)などを有効に活用する
教えるつもり勉強法
- 他人に教えるつもりで勉強するだけで定着度が上がる
- 実際に教えても教えなくてもいい
- 教える=説明しないといけないという意識が重要なのかと
戦略的リソース利用法
- 目標や準備の明確化
- 資格試験突破のために必要なボーダーラインを把握(目標・目的の明確化)
- そのために必要なことや時間などの把握(準備の明確化)
- 漠然と勉強するより目的をしっかりと見据えてすることが重要と思われます
運動しながら勉強すると定着度が上がる
- ステッパー、スタンディングデスクなど使用
- 軽めの運動(歩行程度)がベストと思います
自然の中で勉強すると効率が2倍
- 週一でも効果あり
- 観葉植物を机に置くだけでも多少効果はあるみたいです
- 公園で散歩しながら読書(危ないか)ができればベストなんでしょうけど
- ちなみに私は田舎なので仕事帰りに電気自動車を充電しながらその時間に公園のウォーキングコースで歩きながらトレイントレーニング(テキスト)をしてました
時間と量で決める
- 例えば勉強時間を2時間か30問解けばいいなど
- 調子が良くても悪くても達成したらやめるのが重要
思い出す
- インプットではなく思い出す時に記憶が深まる
テストする
- 午前中はインプット、午後はテスト(アウトプット)
- 過去問とか演習問題
その他
- 集中する時間は余裕を持って切り上げる
- 10-14がピーク
- 午前中に集中、午後は拡散
- DNBなどでワーキングメモリ(短期記憶能力)を鍛える(一日15分程度)
実はあまり効果がないNG勉強法
- アンダーラインやマーカー(印象付けるだけで記憶には残りにくい)
記憶術
自分に問いかける
- 自分に対して説明する
- 自分に対して疑問を投げかける
自分に説明 → 他人に説明
- 両方の組み合わせで効果が最大化
- シンプルに表現しようとするため、違う思考が生まれる
- 対象年齢を細かく設定し、バリエーションを増やす
間違いがわかるフィードバック
- 間違えなくなるまで間違えると間違えない
- 恐れずにどんどん間違えること
エラー訂正法
- わざと間違えると学習効率が上がる
- わざともっともらしい間違いをし、それを自分で修正する
- 知識を違う場面に応用する力も身に付く
エラー訂正法が良い理由
- 意図的なエラーによって注意が向く
- 正解の内容に意識が向かいやすくなる
- リバウンド効果を起こす
- 脳を複雑に使う
エラー訂正法の弱点
- 単純な記憶には向かない
ポイント
- もっともらしく間違える
- 人物を覚える時にも有効
ドローイング効果(ウォータールー大学の研究)
- 覚えたいものの絵を描くだけ(4〜40秒)
- たった4秒で記憶が2倍保持できる
- 単語を書くだけより脳を使うため記憶力促進になる
40秒のドローイングで記憶力倍に
- 絵のクオリティは関係なし
- シンプルなペン図でもOK
手書きそのものが記憶力を上げる(ノルウェー科学技術大学)
- 筆圧、視認、音など、あらゆる感覚が脳を刺激し記憶に残る
- まずは絵だけでまとめてみる
意図的な練習
- どこで間違えたか明確にする
- 何が正しくて何が間違っていたのか分析する
- 60代でも30代並みの認知能力が得られる
繰り返しがない反復練習
- 練習に変化を持たせる
- インターリービングの考え方
ミスした部分を集中的に練習する(音楽学者ロバート・デューク)
- ミスをしたら、その場ですぐ修正する
- ミスした部分ほど丁寧に反復する
- ミスした瞬間の悔しい気持ちを大事にする
女性は言語化、男性は抽象化する(カロリンスカ研究所のメタ分析)
- 女性は言語的な記憶力が発達
- 言葉、文章、特定のフレーズなど
- 物体の位置、映画の内容
- 匂い等の感覚的な情報
- 男性は空間的な記憶力が発達
- 地図や道順など
物語化する
- ストーリー形式で学ぶと理解しやすくなる
- 物語を聞くと脳のデータ処理中枢と感覚中枢が活性化
- さらにドーパミン放出でモチベーションと記憶力が上がる
- 抽象的な事でもストーリー化すべし(擬人化とかが代表的ですね)
パフォーマンス予測(ベルゲン大学の実験)
- 自分のパフォーマンスを予測 → 短期記憶が1.2倍UP
- 短期的未来の見通しを立ててから取り組む
他人に話しかける(想像でも可)(モンテリオール大学の研究)
- 他人に向かって音読すると記憶に定着しやすい
- 感覚と器官の運動の繋がりが生まれ記憶力UP
- いろんな人に話すと尚良し
- イメージの中で誰かに話しかけるだけでOK
運動しながら覚える:10分の早歩き(カリフォルニア大学の研究)
- 10分の軽い運動で海馬と皮質層の繋がりが強化
- ステッパー等を使用して勉強する
- 通勤、通学はオーディオブックを使用すると良い
おわりに
「努力が報われるとは限らない」とよく言いますが、同じ時間をかけて勉強したのに方法が間違っていたりあることをするだけで結果が違ったりするならそれはとても悲しいことです。
例えば一級建築士を取得するために必要な勉強時間は2000時間ですと聞いたことがありますが、あくまで一例です。
それ以上それ以下の時間で取得する人もいますし、どうせするなら効率よく短期間・短時間で合格したいと思うのが普通だと思います。
設計製図など多少抽象的な部分があるところはどうしても経験則や建築的常識などで時間がかかってしまいますが、学科試験などは正直知識を詰め込みそれを試験の場で活用できればその物を知らないとしても合格してしまいます。
それを是とするか非とするかは人それぞれですが、私は取得した後からでも勉強して徐々に自分のものにしていけばいい派です。
もちろん資格勉強以外にも使用できる方法ですので高校・大学受験にも有効なテクニックなので子どもにも教えていますが、まぁなかなか思うように実践はしてくれません。
話が逸れましたが、自分の時間を有意義に使うためにも勉強時間を圧縮できるのなら圧縮して結果を出しましょう。私も建築設備士の資格取得頑張ります、ではまた。
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